八ヶ岳の森林には、落ち葉がたくさんあります。
路面排水溝にたまる落ち葉を回収する、地元高校生と共に回収する活動をするなど、さまざまなアイディアがあがっています。持続可能な活動をどのように展開していくのか、という課題は残しながらも、私たちは、森林を保全する目的で落ち葉を活用できるように動いています。
堆肥作りの工程は
①落葉収集 ②基本腐葉土化 ③追加資材肥料投入
④積込攪拌 ⑤追肥散歩 ⑥成分分析 ⑦圃場散布
が一連の流れです。
堆肥舎が完成して、さっそく第一弾の落ち葉を搬入しました。
3日かけて、軽トラでコツコツと。八ヶ岳の見える水の張った田んぼ道を何度も往復しました。
堆肥舎にて、攪拌作業をする際は、ミニホイルローダーを活用します。小さく小回りの利く暴れん坊の優れものです。
落葉を積み上げ、たっぷりの水をしみこませながら、足で踏み込みます。
米ぬかと落ち葉をミルフィーユ上にして挟み込むと、発酵が進みます。
3週間~1か月に一度、切り替えし、攪拌作業を行い、水分と酸素をバランスよく微生物に分け与えます。微生物の活動が活発になると、落ち葉の温度も50度~60度ほどになります。
※植物性の肥料は「米ぬか」「水草」「菱」「麦芽粕」「ホップ粕」を予定しています。